2008年01月13日

ツリーランディング講習[スクール28日目]

ベーシックパイロットの実技検定に合格したので、早めに学科講習の受講を進めたいと思っていた。
幸い(?)この3連休の初日、土曜日は雨の予報だったので「チャンス!」と思いでかけるつもりだったが、どうしても外せない用事で断念。
そして今日、天気は良し、風が微妙という予報の中、出かけた。
山がうっすら雪化粧 テイクオフもスキー場のように白い





モーターとリポでオシャレに夢を実現してみませんか?
【ヒコーキショップ・リトルベランカ】


上がってびっくり
朝のミーティングを終えてすぐに西側のテイクオフへ行ってみた。
車道の脇には少し雪があったが、テイクオフに着いてびっくり、斜面が全部真っ白だった。
自分にとっては、この冬初めて見る雪だった。
風は正面だがちょっと強め スキー板があれば滑降できそう 風は強まるばかり

奥の斜面はちょっとこわいが、手前の比較的平らな部分にはゴムマットが敷いてあって、離陸にこの雪が障害になることはなさそうだ。
しかし、そろそろ機材を準備しましょうか、という頃になって、急に正面からの風が強くなってきた。
「早い時間帯ならいけるか?」と、少しだけ様子を見ていたが、今日の予報は、風は少しずつ強まっていくというものだったから、もう諦めざるをえなかった。
その後風はすぐにびゅうびゅう吹き付けるようになりだしたので、もし「今のうちだ!」と慌ててテイクオフしていたら、フライト中は大変な事になっていたかも知れない。


テイクオフのメンテナンス
スクール生を引率してきたY美インストラクターの「はい!今日はダメだね!」宣言が出た直後、狙ったようにS木インストラクターが車で上がってきた。
荷室には新品のゴムマットが積んであった。
「では有志を募ってマットを敷きます!」
まだフライト本数が少ないスクール生は講習バーンへグラハン練習をするため下山していったが、自分を含む数名は残ってマット敷きを手伝うことにした。
車からマットを降ろす 寒風の中、マットを並べる 完成!
マットは、テイクオフ面の地面を保護する目的で、人が歩く動線に敷いてある他、エサを探して地面を掘り荒らす、イノシシ対策の意味もあるらしい。
もともと敷いてあったマットを基準に、新たに30枚をきれいに敷き詰めて、ペグをハンマーで打ち込んで固定した。
イノシシに掘られた跡





グラハン練習へ
マットを貼り終えた後、任務を終えた数名の有志は、鼻水をすすりながら車に揺られ、西側の講習バーンへグラハン練習に向かった。
賑わう講習バーン 皆待機が長いようだ...

車から機材を降ろし、すでに斜面の下のほうで練習をしていた人達の様子を遠くから見てみると、風を待ってじっと立っている時間が長い。
風の状況があまりよろしくないらしい。

それをじっと眺めていても仕方ないので、自分たちも機材を広げて少し立ち上げの練習をすることにした。





だがなかなか風が吹かず、吹いても風向や強さがコロコロ変わってしまいこれでは練習にならん!と、正午頃片付けてクラブハウスに戻った。

初めてのツリーランディング練習
午後、やはり飛べる状況ではなかったので、ツリーランディング講習をやることになった。
これは、万が一、フライト中に木に引っかかってしまった時、安全に地上へ降りるための練習であり、高高度をフライトする者には不可欠である。
自分も、道具を一式揃えた上、いつでも使えるようにハーネス下部のポケットに収納してあったのだが、肝心の使い方を知らなかったので早めに受けたいと思っていた講習だった。
この日は、自分とS藤さんを含めた5名が受講することになった。
先輩のお手本 自分の懸垂下降

<ツリーランから地上に降り立つまでの手順>

@自己確保
グライダーが木に引っかかっているだけの状態では、いつ枝が折れて落下するかわからない。よってまず、木と自分とをシュリンゲ(スリング)で固定する。

A地上支援の要請
無線機やホイッスルで支援を求め、得られるなら支援を待つ。
しかし山中深くではひとりぼっちで誰も来ないというケースも少なくない。その場合は自分で安全に降りる必要がある。

B足場の確保
やはり木にシュリンゲを巻きつけ、片足を掛けて立ち上がれる場所を作る。

C支点の確保
最終的にはロープで地上に降りるが、そのロープを掛ける場所を、シュリンゲで確保。そこにカラビナを使ってロープを接続し、エイト環を通す。

D脱出
今までの手順に漏れが無いことをよく確認し、これまで命綱だったグライダーと自分とをカラビナ部から切り離す。
その後垂直下降で地面へ降りていく。

と、ざっくりこのような流れなのだが、道具の使い方や手順、コツなどに様々なノウハウや必ず守らなければならない事柄などがあって、登山系の知識がまったくない自分にとっては、全部覚えるのが不安なくらいであった。

まず、この講習を以前受けた事があって、今回再確認の意味で受講した先輩の手順を見てから、自分も始めての懸垂下降をやった。


よく、テレビや映画で消防士などが、壁を蹴りながら「さーっ」と降りていく様子や、壁など一切使わず、垂れたロープのみでヘリコプターから一気に降りる自衛官などを見るが、あれはとても難しく危険!と実感した。

今回の練習で講習の内容はすべて理解できたが、ちょっとやらない期間が続くとすぐに忘れてしまいそうなので、あまり間をあけずに次回も受講したいと思った。



この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
スポンサードリンク