2007年12月15日

場外着陸 [スクール22日目]

会社の同僚が遊びに来た
今日は、会社の同僚Tくんが、お試しコースにやって来た。
Tくんは以前から、スカイスポーツ系のものをやってみたい!と思っていたとの事で、今回は思い切って、1人で出かけてきた。
自分の紹介によって来たので、スクールに費用をディスカウントしていただいた。本当にありがとうございました!
朝のミーティング待ち

Tくん、いきなり高高度フライト
この日、クラブではエキスパートクラスのパイロットを対象としたセミナーが開催されていたため、タンデムフライトを引率できるインストラクターが少なかった。これに対し、本日のお試しコース参加者は7名。全員が同時に高高度フライトに行くということができないため、このお試しコース参加者の中で一番早くやってきたTくんは、まず最初にタンデムフライトに出かけることになった。





朝のミーティングを終え、スクール生も一緒に送迎車でテイクオフへ向かう。
今日の予報では、午前中は東側のメインエリア、午後は少しずつ風向きが変わり、西側でのフライトになりそう、とのことだった。
スクール生が機材の点検を始めたころ、Tくんはもう離陸準備に入っていた。本当は先に滑空体験をやって、最後にこの高高度フライトをやって感動!でおしまい、というのが良いのだろうが、朝来てすぐいきなり高高度で...とても緊張したでしょ?
R太インストラクターから離陸の手順の説明を受けた後、澄んだ青空に向かって飛び出していった。


その後、スクール生も次々と間隔を置いて飛び出す。
準備を済ませて順番待ち S藤さんの離陸 T村さんの最終チェック

まだフライト本数が少ないのスクール生から順次出発し、自分は最後から2番目に出た。




2回目のアウトサイド・ランディング
眺めが最高にきれいだった。随分遠くのほうまでよく見える。
今回で本数は27本目、インストラクターからの無線指示の回数がかなり減った。
いつもの慣れたコースをたどり、チェックポイントを通過して高度処理ゾーンへ。
ここでは8の字を大きく描きながら、ランディングへのアプローチにちょうど良い高さまで降下するのだが、「よし、こんなもんだな。」と進入を決断し、ベースレグに入ったところでランディングエリアでスクール生の監視をしているT校長から「あー...だいぶ高く入ってきたねー。」と無線が入った。
自分の感覚としてはバッチリなつもりだったが、後から聞いた話しでは、理想の高さの2倍くらい高かったという。うーん、難しい...。
仕方がないので少し大回りをしながらファイナルに入る。
しかしそれでもまだ高く、もう逃げ場が無くなってきた。
校長から無線指示。「正面よく見て、落ち着いて降りる場所決めてね。道路はダメだよ。」
冷静になってコントロールを続け、ターゲットの×印を通過、このまま行くと道路に行ってしまうので少し左へ向け、場外の田んぼに降りた。
グライダーは前方に倒れこみ、1段高くなっている道路へバサバサっと潰れた。
もう少し高かくて段差に激突するか、道路に降りていたら怪我をしていたかも知れない...。
以前田んぼに降りたときと違って、乾いていたので泥んこにならずに済んだが。

降りた後、T校長から次のようなアドバイスを受けた。

・ターゲットとの距離に余裕を持って高度処理すること
・ターゲットと自分の位置関係を常に把握すること(目視にて)
・余計な力を体から抜く(いつも手で風を感じる) など。

アウトサイド
写真の左奥のほうから飛んできてターゲットをオーバー。
写真一番手前付近、左の道路に近いところに降りた。危ない!

2本目に上がる
田んぼから「よいしょ」と道路に這い上がってキャノピーを丸め、所定の位置で片付けた。
クラブハウスに戻って、送迎車を待つ。
タンデムフライトを終えたTくんは、すでに講習バーンへ行っているようだった。
講習バーンの様子 講習バーンの様子(Dズーム)

2本目のためにテイクオフに上がると、先輩スクール生やパイロットがたくさんいた。
風は、正面の東からだったり少し南寄りからだったりと、吹き付ける方向が一定していなかったので、両方の面を使いながら臨機応変に離陸していた。
コロコロ変わる風の向きや強さに、先輩たちもなかなかスムーズに出られず、テイクオフディレクターY美さんの指示で離陸中止もあった。



また南側の面は、傾斜が途中から突然急になっていて、助走距離が大変短い。
何かあって中止しようにも、前に出過ぎるとすぐに草木があって危険だ。
さらに離陸後は、すぐに左旋回を開始させて山を回りこみ、東側の本来のコース合流することになっているが、この山が死角になって、テイクオフ、ランディングの両方のインストラクターから見えない時間がある。
何かあってもインストラクターの指示をもらうことができないため、我々のような経験が浅いものはまだ使わせてもらえないことになっている。

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そしてそのうち、風が南ばかりから吹くようになってきたため、ベテランパイロット以外は一旦下山することになった。
機材を片付け、車に積み込んで昼食を食べにクラブハウスに戻った。
機材を車へ 昼ごはんを食べに行こう

クラブハウスに戻ると、お試しに来ていたTくんも講習バーンから戻っており、すでに食事は済んでいた。
感想はと聞くと、「難しい!」であった。
自分も初めて立ち上げから滑空までをやったとき、数秒の間にやらなければならない事がたくさんあって覚えられず、苦労した事を思い出した。
今では大半を体で覚えているが、最初はラインの本数だけでも嫌気がさしたこともあったなぁ...。





13:00頃「さあ、また頑張りましょう!」と、Sインストラクターに誘われて、Tくんはお試しの皆と一緒に講習バーンに出かけていった。

自分は食事をして少し休憩。午後は西側へ移動なのか?
のんびり休憩 さくらは昼寝

久々の講習バーン
「今すぐに上がっても、少し待ちになるかも知れない。」ということだった。インストラクターが相談した結果、時間がもったいないから講習バーンで少し基礎練習を、ということになった。

講習バーンに着くと、すでにTくんを含めたお試しコースの3名がふわり体験を繰り返していた。
Tくん、準備中。

自分たちも少し離れた斜面で機材を準備、後から我々の指導に駆けつけたN本インストラクターの指示により、フロントライズアップから前進、を数回練習した。
風が弱く、頑張って走らないとキャノピーがうまく立ち上がらないので、ムキになって頑張った。
その結果、自分は2本でバテた。
自分より若いはずのT村さんや、J隊で鍛えたはずのS藤さんも、2本終わって斜面を登った頃からペースダウン、ぐったりしてきた。
K藤さんは、斜面下のほうでクロスハンドの練習をするつもりでいたのだが、風が弱くて全然ダメな様子だった。

西で1本
東面の講習バーンが完全に無風になってしまったので、Sインストラクターから「終了」が宣言された。
まだ15:00前。終わるにはちょっと早いので、一度ハウスに戻ってから西テイクオフへ上がった。

テイクオフ、ランディングとも風は穏やかで、スクール生にはもってこいのコンディションだった。
間隔をおいて、Y美インストラクターの指示により順次テイクオフ。
T村さんが出た後、今回が西は初めてのS藤さんが出た。
S藤さんは、テイクオフはスムーズで良かったのだが、その後、本来であればやや右方向に向かわなくてはならないのに、左へぐいっと旋回した。
ハーネスに座る時、座りにくい場合のひとつの手段として、左手でハーネスを押し下げる。
このとき、右手で左右のブレークコードを両方とも握るのだが、左のコードを右側へ引き過ぎたために、機首が左方向へ行ってしまったわけだ。
これは東で飛んだ時にも時々やってしまっているようだ...


スクールの所属期間は自分よりはるかに長いが、フライト本数が数本という、不思議なM清さん以外が、皆出て行った。次は自分だ。
ランディングエリアにいるT校長に無線で出発の連絡を入れた。
「下は初心者でもぜーんぜん問題なく、誰でも安心して降りられる無風状態でーす。」と返事が来たので安心して出た。
今はまだ苦手なサーマルも途中にはほとんどなく、少ない無線指示の中で、自分で旋回の場所や高度を考えながらアプローチに向かい、西側ではこれまで一番うまく飛べたのでは、というくらいのフライトができた。
ランディングもターゲットの1m以内だった上、T校長から「完璧じゃない!」しか言われなかったので、かなり嬉しかった。
時刻は15:30。M清さんがランディングするのを見届けて、一足先に、第1便の送迎車でクラブハウスに帰った。
M清さんもうまく着地でうれしそう。

クラブハウスにTくんが戻っていた。
すばらしい経験ができ、とても充実した一日だった、とのことだった。それは良かったね!ぜひまた来てください!!

この記事へのコメント
動画見ました(笑)
俺の助走、必死っすね!

あの時の感動が蘇りますわ〜。
ホント有難うございました。
Posted by Tt at 2007年12月19日 22:02
Ttさん、コメントありがとうございます。
感動が薄れてきた頃にでも、ぜひまた遊びに来てください。
お待ちしてます!
Posted by masa at 2007年12月19日 23:16
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