2007年11月03日

1人で飛べそう[スクール16日目]

朝練無し。
最近になって、6:30頃自宅出発でも間に合う事がわかった。
飛ばさず、のんびり走っても間に合う。
霞ヶ浦
途中の小さなドライブインで休憩。

9:00前にクラブに着いた。
いつも着くなり急いで無線機を借りたり(まだ持っていないのでクラブの業務用無線機を有償で毎回借りている)、施設使用料を支払ったりと、受付でバタバタしているのだが、周りを冷静に見てみると「おっはよー」とのんびりやってくる人や、全然準備もせずベンチでおしゃべりしている人がたくさんいるので、いかに今まで自分だけが、無駄にあせっていたのかがわかってきた。
車から機材を降ろし、トイレに行って、外でお茶を飲んで、といつもよりゆっくりしてみた。
急にバタバタすることがないだろうな、と周りに気を配りながら。
今日は結構人が多い。
この日、関東の別のエリアで大会が開かれているとのことだったので、ベテランパイロットの先輩たちは皆そっちに出払ってしまい、空いているだろうと考えていたのだが、結構混んでいる。
駐車場は車が満車状態だった。
間もなく、いつものように学科講習用の教室の中で、今日の天候などについてミーティングが開かれた。
今日は、ここのエリアに適した東からの風がメインになりそうで、また初心者には最適な弱風の予想だ。
早速1発目、10:00頃にテイクオフに登ってみることになった。

機材の点検
テイクオフに上がると、まずはしまってあったグライダーをバッグから出して広げ、ラインの絡みなど異常はないかを確認する。

風は予想の通り東から吹いており、ちょっと弱めだった。
気温も低く、ベテランさんたちが喜びそうなサーマル(上昇風)も少ないようだが、パイロットライセンスを持っているベテランさんたちから順次離陸を始めた。
数人が出てすぐに、インストラクターのTさんから「よし、今風が落ち着いてきたから、本数の少ないスクール生行こうか!」と言われた。
やった!出番だ飛べる!!
しかし機材を離陸(滑走開始)地点に持ってきて、皆に手伝ってもらいながら広げて準備完了!となった頃、急に風が西から吹き始めた。
追い風だ。
一般的に、飛行機でも同じなのだが向かい風でなくては離着陸できない。(というか、しにくい。)
飛行機が離陸する直前に走るのは、向かい風を作るためであって、これはパラグライダーも同じである。
誰かが「風より早く走ればOK!」と言っていたが、そこそこ後ろからコンスタントに吹いており、ちょっと微妙な感じであった。
少なくとも、今のところ自分では行ける行けないの判断ができない。
今日のテイクオフディレクターを務めるインストラクターTさんから、少し様子を見るように言われた。
行けると思って滑走しても、足が浮いたとたんに後ろからあおられてガクンと急に沈下することがあるそうだ。
確かに先輩たちが出て行くのを見ていたら、少し前方に出た、と思ったら直後にがくっと下へ落ちるようにして出て行った。
あれは自分にはかなりまずい...
15分ほど待機
仕方ないのでインストラクターの指示で、しばらく待つことになった。
風上が後方から前方に変わるまで、ハーネスとヘルメットを待つように言われた。
待っているのも、皆でわいわい意外と楽しい。
15分ほどまって、ほぼ無風になったので、「よし!行ってみよう!」と言われた。
置いた機材を全部身に付け、2度ほどベルトなどを確認した後ランディングにいるインストラクターに無線を入れた。
「テイクオフmasaです、masaです。15本目になります。よろしくお願いします。
「masaさん、了解です。頑張っていきましょう。」
準備OK。
また少しブランクを作ってしまったのでちょっと緊張する。
以前指摘されていたポイントを、何度か頭の中で繰り返す。
・キャノピーが立ち上がって頭上にきたらしっかりブレークを引く
・その後の滑走では、ブレークを少し引いたままを維持
・足が宙に浮いても少しの間走り続ける の3点。
「はいっ!いつでもいいよ!」
ディレクターから声がかかった。





「行きまーす!」とアムロのように宣言する。
勢いよく前方に少し走り、左右に進路を多少調整した。
高高度フライトに入る前は全然わからなかったのだが、今では助走の間、左右の腰にかかる力の具合で、自分がどちらに動くべきかが体でわかるようになった。上のキャノピーを目で見なくても。
走り出してから3秒ほどたって、ライザーを持っていた手が頭上近くに上がってきたので、キャノピーが頭上付近に来たことがわかる。
ぐいっと両手のブレークコードを少し引き下ろして安定させ、さっと上を見て、おかしな部分がないかを確認した直後、インストラクターTさんから「よしOK!!」と声がかかったので引き続き走る。
両手のブレークコードにしっかり力を感じながら。
まもなく冷たい風が顔に当たり始め、宙に体が浮いた。
しばらくそのまま直進した後、揺れがおさまったのでよいしょとハーネスに腰掛ける。
風は安定していて、どちらかに体が揺さぶられることもなかった。
チェックポイントを通過した事を、ランディングエリアにいるインストラクターに無線で報告し、翼をそちらに向けた。
「masaさん、今日は無線の指示をこちらからしません。特に指示が無い場合は、自分の操作が間違っていないと思ってください。」
「頑張ります!」
すでに何度も教わっていた通り、高度処理のための場所に向かって8の字に旋回を繰り返し、少しずつ高度を下げる。
この時、自分とランディングエリアの地面にあるターゲットとの位置関係を目で見て、高さ方向の角度を目測でチェックするように言われている。
だいたい30度くらいになったらベースレグに入りなさい、と教わっているのだが、今が30度なのか40度なのか、はっきり言ってわかりづらい。
そして、ベースレグに入るタイミングが遅れるのを恐れた自分は、そこに近い場所でグルグルと高度処理をしていることに気付いた。
「こりゃいかん!」とすでに反省していた。
その後「こんなもんか?」という高さからベースレグに入って、ぐいっと旋回し、無事に着陸できた。
やっぱり指摘を受けた。「ランディングエリアに近過ぎ。もう少し奥で高度処理するように。」
この辺りは、他のパイロットやスクール生も皆降りてくる場所なので、ぐるぐる回っていると危険だし、邪魔になる、ということだ。
だってあまり遠くで高度を処理していて、ターゲットに届かない、なんてことになるのが怖いわけで。
でもほとんど無線誘導無しで、離陸から着陸までを始めてコントロールしてみた。
これなら、風が不安定になったりというようなイレギュラーさえなければ、1人で飛べそうな自信もついた。
離陸前、テイクオフでさんざん待ったおかげで、もうお昼が近くなってしまった。
一度機材を片付けて、昼食のためハウスに戻った。




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