2007年10月17日

終日リバース練習[スクール13日目]

有給休暇を取得してエリアに出かけた。
朝練のお知らせはなかったので、6:00過ぎに出発。
平日なので、途中の道路は通勤や業務の車で混んでいる場所もあった。
いつもは2時間30分近く、休み無しのぶっ通しで運転しているが、ちょっと疲労感があったので、今回はトイレ休憩のために道の駅に立ち寄って、体を動かしたりしてみた。
道の駅で休憩してみた
空がきれいで空気は涼しく、緑のにおいがたっぷり。気持ちがいい。
もうちょっとで到着
集合時間の9:00ちょうど頃、クラブハウスに着いた。
今日は車は少なかった。最終的に15名くらいが集合した。
クラブハウスに挨拶をして入って、早速フライトに必要な無線機を借りようとしたところ、「風が予想以上に強いので、もう少し待って。」と言われた。
うーん...今日もダメか?

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ

テイクオフとランディング

30分程様子をうかがっていたが、やっぱり山頂のテイクオフ付近は風が強い。
「午前中は、パイロットも含めてダメですね。全員でメインランディングに行って、グランドハンドリングをやりましょう。」
初めて間もないクロスハンドの練習、もっと数をこなしたいという気持ちもあったので、飛べないのは残念だが、機材を担いでメインランディングへ徒歩で向かった。



クラブハウスからメインランディングまでは徒歩3分。
よってフライトが終わって着陸し、ランディングエリアでキャノピーを畳んで機材をまとめ、担いですぐに帰って来られる距離だ。

この時間帯は誰も飛ばないので、練習に使える程度の風さえあれば、講習バーンまで車で出かけなくてもメインランディングを広く使って練習ができる、ということである。
メインランディング

早速メインランディングに着いて、広くて初心者に向いている場所を、今日の担当インストラクターのMさんに指定され、機材を広げる。
クロスハンドの練習は、つい5日前にやったばっかりだ。
ラインチェックの後、前回同様

@キャノピーを地面に広げ
A装備の接続など最終確認
Bくるりと体を後ろ(キャノピー側)を向いて
C決められたライザーを両手に持ち
D風を待って体でキャノピーをぐいと引き
E立ち上がるキャノピーをコントロール
F頭上で安定したら
G体を離陸方向に再び回して戻し
H決心して助走
I離陸!

のうち、@からFまでを繰り返しやった。
また、Fの位置にキャノピーを停止させ、そのまま長時間維持する、という練習をやった。
通常、離陸のときには上記@からIまでをさっさとやってしまう感じなのだが、頻繁に変わる風の動きや強さに対応し、頭上付近で安定させる練習をすることで、離陸の直前にバランスを崩したグライダーを正しく素早く修正する、という技術は身につけておく必要がある。
Mさんのお手本
途中、インストラクターMさんにお手本を見せていただいた。
どんな風が来ようと体はあまり動かすことなく、手元のライザーを小さく動かすだけでグライダーをじっとさせることができる。
自分はといえば、ラインを常に張った状態を維持させるために体は前後に動かす量が多く、またグライダーの傾きに応じて左右に移動する量も多い。
1本やると結構疲れてしまう。(足腰に来る!)

頭上安定の維持は、

・常に目で見て
・腰でグライダーが引っぱる風の力を感じながら
・次の挙動を予測しつつ
・素早く的確な操作

が大切である。
インストラクターの皆さんからは、きちんと理屈も教わった。
こっちに傾いたらこちらに少し移動、このラインを引きこちらの手は緩める、とかこうした結果、こうなってしまった、といった具合。
しかし実際に練習している最中に、これを頭で考えて操作していたのでは、全然遅いのである。

[数をこなして体で覚えるのが非常に重要。]

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ

さらに、緊急時の対応についても教わった。
離陸前にライズアップをやっていて、急に風が強くなってきたら要注意で、危険と判断したらすぐに中止を決心し、キャノピーを潰さなければならない。
普通はブレークコード(主に減速に使う)をいっぱい引けばよいのだが、それでは足りない場合もある。
実際、自分も講習バーンで練習しているとき、風が急に強くなって、数十メートル引きづられたことがあった。(他の方々も結構経験しているようである。)
そのときは、そのまま空中に連れて行かれて一巻の終わりだと思った。
(周囲にいた仲間やインストラクターがキャノピーを押さえ込んで助かった。)
このようなときには、ブレークコードの近くにあるDライザー(機体により異なる)に接続されたラインを思い切り引く。
するとキャノピーの中央部やや後方寄りがぎゅっと手前に引っ張られ、空気をはらめなくなって潰れる。
「いざ!」という時にこれがとっさにできるように練習しておくことも必要である、と教わった。
「緊急時に素早く潰す」お手本






お昼までこういった練習を繰り返し、一度機材を畳んでクラブハウスへ戻った。
天気は良いが、涼しいハウスの庭にあるテーブルで、インストラクターMさんの愛犬、Tくんがうらやましそうに見守る中、皆でカップラーメンをすすった。
Tくん  じっと食事を見守るTくん





午後、ひょっとしたら飛べるか?ということで、インストラクターMさんと、パイロットのうちの何人かがテイクオフに上がった。
しばらく様子を見ていたのだが、インストラクターMさんが離陸。
Mさんは、パラグライダー屋さんの営業をやっており、また大きな大会などにも積極的に出ているインストラクター。
なので多少荒れた環境でも問題ないのだろうが、他のパイロットの方々は、Mさんの判断によりまた車で下山してきた。
まもなく着陸し、ハウスに戻って来たMさんが「やっぱりダメだ。午後は再びクロスハンドの練習をやるか。希望者は学科講習を教室でやろう。」と言った。
4、5名の方は学科を選んだが、自分は午後もクロスハンドを希望した。
あいにくの雨天などであればイヤでも学科講習になるだろうし、自宅でも勉強は自分でできる。
せっかく練習できる天気なんだし、「回数を重ねる」事が一番大事、と考え、午前中足腰を苛めてちょっと疲れている体にムチを打った。
メインランディングに向かう
再び歩いてメインランディングに向かい、また機材を広げて練習に励んだ。
1日を通して、会社から何度か電話が掛かってきた。(きちんと申告して休んでいるのに...)
そのたびにヘルメットとグローブを脱いで座り、一部集中できない場面もあったが、後半はだいぶ頭上で維持できるようになり、また感覚も身に付いてきた。風がほとんど無くなる16:00近くまで頑張った。
そろそろ撤収
自分も片付け




<戦闘機を見るかどうか迷う>

最近米空軍の戦闘機が、エリア近くの航空自衛隊百里基地に出張してきている。
日米合同訓練を目的に数機が来ていることをニュースで知っていた。
この百里基地は、軍用機好きの自分は少し前まではそこそこ見物や航空祭に来ていたが、こうして近くに来るのは久しぶりであった。
フライトエリアと自宅を結ぶ”通学路”からもさほど遠くない。
帰り道、車載の受信機で無線を聞いていたところ、もう日が沈む直前だというのに、まだ飛んでいることがわかった。
途中、寄り道して基地に向かえば、中にはもちろん入れないものの、近くで様子を見ることはできる。
基地に向かう道への分岐点まで、ずっと葛藤を続けた。
F-15がまだたくさん飛んでいるようだ。
でも間も無く日没だ。
しかしF-16も見れるかも。
だが疲れているので早く帰りたい。
F-16のパイロットの交信(本場の英語)が聞こえた!
だけど明日は仕事だから早く帰って休むべきだ。
うわっ!また無線が入った!
そして運命の分かれ道でちょうど赤信号。
「基地は左折...。」
信号が青になったので、そのまま直進した。(>_<;)
最終決断地点.jpg
その後も30分以上交信が聞こえていたので、ちょっとだけ後悔した...

前回よりもクロスハンドが確実に上達したという満足感3割と、
明日の仕事の心配7割をお土産に持って帰った。




にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
スポンサードリンク